マンスリーマンションでルームシェアはできる?契約前に注意したい点も解説
友人同士やカップルでのルームシェアを検討する場合、アパートを2人で借りる・シェアハウスを利用する以外の方法として、マンスリーマンションを借りるのもおすすめです。今回は、マンスリーマンションでルームシェアするメリットや注意点について詳しく解説します。ルームシェアを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
マンスリーマンションでルームシェアはできる?
マンスリーマンションはルームシェアには利用できないと考える人が多いですが、2人で入居できるケースもあります。ここでは、マンスリーマンションでのルームシェアについて詳しく解説します。
マンスリーマンションでもルームシェアが可能
マンスリーマンションは、2人で住める物件も少なくありません。ルームシェアを検討する際にはシェアハウスを考える人もいますが、シェアハウスには別の住人も住んでおり、日々の暮らしにさまざまなルールがあるため、生活の自由度が低くある点を負担に感じる人もいるでしょう。
マンスリーマンションであれば2人だけの生活が叶うため、ルームシェアにもぴったりです。
時期によって2人入居の可否が変わることも
マンスリーマンションで2人入居不可とされている場合でも、時期によって2人入居が可能となるケースもあります。基本的には単身用であったとしても、タイミングが合えば2人入居を認めてもらえる可能性もあるため、気になる物件があれば問い合わせてみるのがよいでしょう。
とくに観光地にあるマンスリーマンションは、観光客が利用しやすいよう2人入居可としている物件が多い傾向です。
マンスリーマンションでルームシェアするメリット
ルームシェアでマンスリーマンションを利用するメリットは、以下の通りです。順番にその内容を見ていきましょう。
家具・家電の用意が不要
マンスリーマンションには、生活に必要な最低限の家具・家電が備え付けられています。とくにルームシェアの場合は家具・家電の購入費用や退去時の処分でトラブルになる可能性もあります。
家具・家電の備え付けによって入退去時の手間がなくなるため、より気軽にルームシェアを開始できるでしょう。
初期費用が最低限で済む
先述の通り、マンスリーマンションには家具や家電が備え付けられています。そのため、入居にあたって家具・家電を購入する費用や、引越し業者への依頼費用などを抑えられます。
ルームシェア開始時の初期費用を抑えたい場合には、マンスリーマンションがぴったりといえるでしょう。
オプションで家電をレンタルできる
マンスリーマンションでは、アイロンや布団、ホットプレートなどの家具・家電をオプションとしてレンタルできるケースも少なくありません。とくにアイロンやホットプレートのように毎日使用するわけではない家電については、必要なときにのみ借りられるレンタルを利用するのがおすすめです。
■短期契約で柔軟な入退去が可能
マンスリーマンションは数週間〜数か月程度の短期入居を前提としています。入居時の審査が、一般的なアパートやマンションと比較するとスピーディーであることや、契約の延長などで柔軟に入居期間を調整できることが魅力です。
友人同士でのルームシェアはもちろん、カップルでお試し同棲をする際にもおすすめとなります。
契約前に注意したい点とは
マンスリーマンションでのルームシェアにはさまざまなメリットがある一方で、いくつかの注意点もあります。マンスリーマンションでルームシェアを考える際の契約前の注意点は、以下の通りです。
賃料は1人分ではない
単身者向けのマンスリーマンションに2人が入居する場合、家賃は1人分ではありません。1人分はそのままもう1人分は追加料金という形で支払うケースが多く、1か月未満の入居の場合は賃料の半額、1か月位上の場合は利用日数分の光熱費のようなルールが定められています。
利用料金総額を2人で折半したとしても、単身用を選ぶことでお得感を感じる金額にはならないケースが多いでしょう。
単身向けの部屋は窮屈に感じることも
単身向けのマンスリーマンションでルームシェアする場合には、1K・1Rなどの間取りで2人暮らしすることになるため、部屋の狭さをストレスに感じることもあるでしょう。
また、用意されている家具・家電は1人分であり、寝具も当然1人分のシングルです。敷布団をレンタルできる物件もありますが、その分の費用がかさみます。
また、部屋の鍵も1つのみとなるため、それぞれが別の用事で出かける際には不便に感じるでしょう。
まとめ
今回は、ルームシェアでマンスリーマンションに入居することもメリットと注意点について詳しく解説しました。マンスリーマンションは2人で入居することも可能であり、友人同士やカップルのルームシェアに最適です。家具・家電が備え付けられていることから引っ越し準備の手間が省け、退去時にも家具・家電の引き取りや処分で揉めることがありません。また、短期間の入居を前提とした柔軟な入退去が可能であり、カップルのお試し同棲にも向いているでしょう。ただし、単身向けの部屋は2人で住むには狭いと感じる可能性もあるため、複数人で暮らすことを前提としたファミリータイプなどのマンスリーマンションを借りるのもひとつの手です。本記事を参考にして、ルームシェアの選択肢としてマンスリーマンションをぜひ検討してください。