マンスリーマンションでの生活に必要なものは?
短期間の出張や海外から一時帰国する方に人気の居住先が、マンスリーマンションです。ホテルに長期滞在するよりも安い傾向にあり、賃貸物件よりも短期間の契約が可能なため、一時的な居住場所として需要があるのです。そこで本記事では、マンスリーマンションで生活する際に必要なものについて紹介します。
マンスリーマンションでの生活を始める前に!
マンスリーマンションの特徴といえば、短期間の契約が可能なことでしょう。一般的な賃貸物件は2年契約の物件がほとんどです。契約期間の途中で退去することも可能ですが、場合によっては違約金が発生するケースもあります。なお、一般的な賃貸物件では解約予告期間という決まりがあり、退去予定日の1か月半~2か月前には退去を申し出なければなりません。
一方、マンスリーマンションの場合は1か月単位での入居が可能です。短期間の出張や海外からの一時帰国で居住先を探している方には、利便性の高い物件だといえます。さらに、マンスリーマンションは短期間の入居を前提としているため、生活に必要な家具・家電が備えつけられています。引っ越しの度に家具家電を用意したり、処分したりする必要がなく、身軽な状態で居住先を探せるのです。
ただ、家具・家電は備えつけられているといっても、日用品や生活雑貨、台所用品などの準備は必要です。たとえば、トイレットペーパーやボディーソープ、シャンプー、リンスなどは用意しなければなりません。女性であればメイク用品や生理用品は必ず必要になるでしょう。
生活雑貨では、タオルや洗濯用品、ゴミ箱は入居者が用意します。台所用品も同様に、調味料類や調理器具、食器類は自前のものを持ち込みましょう。
つまり、マンスリーマンションはホテルの部屋にあるようなものは準備されていますが、消耗品や台所用品などは準備されていないのです。人によって生活に必要なものは異なりますが、ないと困ると感じるものは準備しておきましょう。
持って行くと便利なアイテムとは?
自分の生活に欠かせないものは自然と準備できますが、あると便利なアイテムは見落としがちかもしれません。マンスリーマンションといっても数か月は生活する可能性もあるため、持って行くと便利なアイテムを紹介します。
まず、電気ポットを用意しておくのがおすすめです。マンスリーマンションのキッチンは一口コンロのところも多いため、お湯は電気ポットで沸かせると便利です。お茶やコーヒー、カップラーメンなどお湯の費用頻度は予想以上に多いため、電気ポットを用意しておくと利便性がアップします。
また、見落としがちなのがコンセント類です。マンスリーマンションには最低限の電源しかないところが多く、不便な位置にしか電源がない、個数が足りないという問題が起こりがちです。延長コードや分配器を持参し、対策するようにしましょう。
なお、数か月間生活する場合は、常備薬やマスク、絆創膏なども用意しておくのがおすすめです。病院でしかもらえない薬がある場合は、近くに薬を処方してくれる病院・薬局の位置を確認しておくと安心です。
必需品は事前に揃えておく
マンスリーマンションの魅力は、入居前の準備が少なく、身軽な状態で住み始められることでしょう。ベッド・テレビ・冷蔵庫・エアコンの4つは基本的にどこのマンスリーマンションでも準備されています。ただし、最低限の家具・家電が揃っているだけで、快適に生活できるかどうかは別問題といえます。生活にないと困るもの、必需品は事前に準備しておくようにしましょう。
また、足りないものがあったら買い足せばいいと考えている方がいるかもしれませんが、新たな場所で生活するとなると勝手がわからなくなるものです。周辺にどのような施設があるのか、何時から何時まで営業しているのかがわからない状況になるでしょう。今住んでいる場所よりも不便になる可能性もあるため、必要なものは入居前に揃えておくと安心なのです。
なお、マンスリーマンションの中には、料金を支払えば生活用品のレンタルサービスを提供しているところもあります。細かな日用品や雑貨を買い揃えるのは費用もかさむため、短期間の利用ならレンタルサービスを利用するのも選択肢の一つといえるでしょう。また、費用を抑えるなら、設備が充実しているところを探すのもおすすめです。
マンスリーマンションは家具・家電が準備されているため、身軽な状態で入居できるのが魅力です。ただし、マンスリーマンションといっても数か月間生活するケースがあるでしょう。その場合は日用品や雑貨などを買い揃えなければなりません。人によって生活に欠かせないものは異なるため、今の生活と照らし合わせて必要なものを事前に準備しておきましょう。
ただ、備品を購入するにもある程度費用がかかります。短期間の入居なら、マンスリーマンションの提供している日用品のレンタルサービスを利用するのも選択肢の一つだといえます。入居期間や必要なものを考慮し、自分に合うマンスリーマンションを探しましょう。