入居者以外でもマンスリーマンションに宿泊するのは認められる?
マンスリーマンションというものを知っている人は多いと思いますが、マンスリーマンションの決まりについて知っている人は少ないのではないでしょうか。マンスリーマンションは、基本的に入居者以外の宿泊は認められていません。宿泊が認められていない理由と、宿泊してしまった場合について解説します。
勝手に人を宿泊させてはいけない
マンスリーマンションは、原則的に入居者以外の友人や家族を家に泊めることはできません。理由としては、1日の使用料金が定められており、人を泊めるということは一時的でも同居するのと同じ扱いになってしまうので、追加料金が発生してしまう場合があります。また、人が来る場合、もしくは泊まる場合は事前に申請しなければなりません。マンスリーマンションを契約する際の利用規約に、契約者以外の人を泊めてはいけないというルールが載っています。
申請せずに無断で人を泊めてしまった場合はルール違反になってしまうので注意しましょう。契約内容をしっかりと確認したうえで、人が泊まりに来る場合は前もって申請をし、許可が下りた場合のみ人を泊めるようにしましょう。マンスリーマンションごとに契約内容が変わっている可能性があるので、しっかりと内容を確認してから契約するようにしましょう。
なぜ無断で人を泊めてはいけないのか
マンスリーマンションでは、基本的に1人で暮らすことを前提としています。無断で人を泊めてはいけない理由として、1人分の家賃で複数人泊まると格安でマンションに宿泊できることになってしまいます。
マンスリーマンションは1人で住むことを前提に価格設定を1日単位で決めているので、無断で人が泊まるということはお金を払わずに泊まるのと同じ扱いになってしまうのです。そのため、マンスリーマンションでは基本的に契約者以外の人を泊めることはできません。どうしても泊めなくてはいけない場合は事前に申請をしてからにしましょう。追加料金が発生する可能性があるのでしっかりと事前に確認しておきましょう。
また、人を泊めてはいけない理由として、セキュリティを強化しているという理由もあります。不特定多数の人が出入りするのではなく。契約者のみ出入りできるので、防犯対策の強化につながります。セキュリティの面でも人を泊めることは避けたほうがよいでしょう。
宿泊がバレたらどうなる?
申請をせずに無断で人を泊めてしまった場合は契約違反になります。契約違反になった場合、追加料金を支払わなくてはいけない可能性があります。追加料金を払うだけで済めばよいですが、契約内容によっては強制撤去させられてしまう場合もあるので気を付けましょう。どうしても人を泊めないといけない場合は必ず申請するか、管理人に確認するようにしましょう。
もちろん24時間監視されているわけではないので、勝手に止めてしまっている事例はいくつもありますが、バレなければよいという問題ではありません。契約違反になるということを忘れないようにしましょう。また、バレないからといって勝手に泊めると物音や話し声などで人を泊めているということがばれてほかの入居者から管理人に通報されてしまう可能性があります。バレなければよいという考えはやめて、やむを得ない場合のみ申請して許可を出してもらうようにしましょう。
来客対応はもちろんOK!
申請せずに、人を無断で泊めることは契約内容に反してしまいますが、友人や家族を家に呼ぶことは可能です。その場合は来客があるたびに申請しなくて大丈夫です。ただし、マンスリーマンションは、住む目的のみの使用として制限されています。そのため、事務所として使ったり店舗として使ったりすることはできません。事務所や店舗として使ってしまうと、不特定多数の人が頻繁に出入りすることになり、近所迷惑になるうえ、防犯上よくありません。
そのため、友人や家族などの来客対応はできるとしても、頻繁に契約者以外の人が出入りすることは契約違反になってしまいます。本来、宿泊しなければ契約違反にはなりませんが、近隣の人の迷惑になってしまう可能性があるので、頻繁に人を呼ばないようにしましょう。
マンスリーマンションを契約している人は、みんな同じ内容で契約しています。基本的に1人で過ごしたい人もいるため、人を呼んで騒いでしまうと迷惑になってしまううえ、管理会社にクレームが入ってしまう可能性があるので気を付けましょう。マンスリーマンションを契約する場合は、友人や家族にあらかじめ契約内容を伝えておくようにしましょう。
まとめ
今回はマンスリーマンションについて解説しました。マンスリーマンションに住んだことがないと、どのような決まりがあるのか分からないひとも多いです。基本的に宿泊は契約違反になりますが、来客対応は可能です。節度を守った使い方をするようにしましょう。マンスリーマンションを検討している人はこの記事を読んで参考にしてみてください。