マンスリーマンションはうるさい?防音性に関する評判は?
マンスリーマンションは壁が薄く騒音が気になりやすいというイメージがありますが、実際の防音性能は物件ごとに大きく異なります。今回は防音性の高いマンスリーマンションで静かに過ごしたい人向けに、マンスリーマンションの選び方のコツやポイントについて詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
マンスリーマンションは壁が薄い?
マンスリーマンションと聞くと、壁が薄く騒音が気になるイメージをもつ人も少なくありません。ここでは、多くの人がマンスリーマンションの壁は薄い印象をもつ理由について詳しく解説します。
不動産業者の施工不備事件があったため
マンスリーマンションの壁が薄いというイメージは、2018年に発覚したマンスリーマンション運営業者によるアパートの施工不備をきっかけとして世間に根強く残っています。施工不備の内容として挙げられるのは、設計図には存在している壁が実際には作られていなかったり、予定されていた充填材が入っていなかったりしたという例です。
当業者により設計図とは異なる建築基準を満たしていない物件が7万棟以上建てられており、入居者からは騒音トラブルを含むさまざまな問題が指摘されていました。マンスリーマンション運営業者による施工不備発覚は全国的なニュースになったため、現在でもマンスリーマンションは騒音が気になるイメージが定着しています。
従来までは遮音性が低いマンスリーマンションが多かったため
従来までのマンスリーマンションは、鉄筋コンクリートと比較すると遮音性が低い木造やプレハブがほとんどでした。現在では通常のマンションと変わらない鉄筋コンクリート造や防音設備付きのマンスリーマンションもあり防音性能は上がっています。
しかし、普段マンスリーマンションを利用する機会はあまりないことから、遮音性が低いイメージをもったままである人が多い傾向です。
実際に騒音が出るかは物件による
先述の通り、マンスリーマンションは壁が薄く騒音問題に悩まされやすいイメージがありますが、実際には防音性能に優れている物件も少なくありません。ここでは、マンスリーマンションの防音性能の実情について詳しく解説します。
現在のマンスリーマンションは賃貸物件と同クオリティ
そもそもマンスリーマンションは、基本的にはマンスリーマンションの運営業者が賃貸物件を借りた上で、室内に家具・家電を備え付けた状態で利用者に貸す形態を取っています。つまり、業者が家主から借りている物件を転貸しているスタイルです。
なかには業者が自社で所有している物件を貸しているケースもありますが、多くの場合は転貸によって運営しています。そのため、マンスリーマンションは通常の賃貸マンションと建物自体は同じであるケースが大半です。
実際の防音性は物件によって異なる
マンスリーマンションの防音性能は物件により大きく異なります。多くのマンスリーマンションは賃貸マンションの転貸であるため、マンスリーマンション=壁が薄いわけではなく、もとの賃貸マンションの構造によって防音性能も変わります。防音性能がもっとも高いのは鉄筋コンクリートです。次いで鉄骨、もっとも防音性が低いのは木造となります。
ただし、防音性能が高い構造の物件はその分賃料も高くなるため、とくに費用を抑えてマンスリーマンションを利用したいと考えている人は、予算と住み心地のバランスを考慮することも重要です。
静かに過ごしたいなら?チェックポイントを解説
マンスリーマンションで静かに過ごしたい場合、契約前にいくつかのポイントをチェックしておきましょう。ここでは、防音性能が高いマンスリーマンションを選ぶコツについて詳しく解説します。
構造から物件を選択する
建物の構造のなかでもっとも防音性能に優れているのは鉄筋コンクリートであるため、マンスリーマンションを探す際はサイトの検索機能などを利用して構造の条件を絞って検索するのがおすすめです。また、建築基準法改正によって同じ鉄筋コンクリートであっても築浅物件ほど防音性能に優れているため、築浅物件を探すのも有効でとなります。
さらに、物件によっては防音設備が付いているマンスリーマンションもあるため、防音性能にとくにこだわりたい人は防音設備付きの物件を探すのもひとつの手です。
繁華街を避ける
騒音と聞くと同物件内に住む住人からの音を思い浮かべがちですが、繁華街などでは外から聞こえる話し声や電車の音が気になるケースも少なくありません。通勤などで駅チカを希望する場合は避けられませんが、立地にこだわりがなければ繁華街を避けた閑静な住宅街を選択するのがよいでしょう。
まとめ
今回は、マンスリーマンションの防音性能や、静かに過ごしたい人向けの物件の選び方について詳しく解説しました。マンスリーマンションは運営業者の施工不備が発覚した事件などをきっかけとして壁が薄いと思われがちですが、実際の防音性能は物件の構造によって大きく異なります。鉄筋コンクリートの物件は防音性能に優れており、反対に木造の物件は周囲の音が気になりやすいです。防音性能がよい物件はその分賃料も高くなるため、予算とのバランスを考えながら物件を選択しましょう。また、構造以外には築浅の物件を選ぶことや、繁華街を避けて閑静な住宅地にある物件を選ぶことがポイントです。