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長期出張の際にマンスリーマンションを活用するメリット・デメリット!

公開日:2021/12/15   最終更新日:2024/06/03


「長期出張が決まったけど、ホテルにするかマンスリーマンションにするか」「普通の賃貸を借りた方がいいのかな」などなど、長期出張となると悩みがつきませんよね。今回はそんなあなたに向けてマンスリーマンションのメリット・デメリットをご紹介します。どちらも知ったうえで検討してみてくださいね。

長期出張の際にマンスリーマンションを活用するメリット・デメリット

マンスリーマンションはホテルや賃貸と何が違うのでしょうか。まずはメリットとデメリットをみていきましょう。

マンスリーマンションを活用するメリット

まず契約は部屋単位なので、2名以上で利用しても賃料は変わりません。ホテルで2室借りるよりは安くなることが多いでしょう。ただ、複数人で利用できるかは契約内容をしっかり確認する必要があります。また、利用する人数が増えると光熱費やクリーニング費などで追加費用が発生するのでそちらも覚えておきましょう。

また、マンスリーマンションは食費が抑えられます。出張が長期になるほど、ホテルを利用していると外食費がかさんでいきます。しかし、マンスリーマンションならキッチンがついていますから、自炊することが可能です。

仮にホテル代、マンスリーマンションの賃料が会社の経費で落ちるとしても、毎日の食事代はさすがに難しいこともあるのではないでしょうか。料理が好きな人にもよい選択ですね。

自由度の高さも、マンスリーマンションのよさとして欠かせない点です。ホテルならば、たとえば昼間に部屋で休んでいる際はその旨を扉に貼って知らせなくてはならない、ホテルについているレストランの利用時間が決まっているなど、生活の自由度が低いことがあります。しかし、マンスリーマンションならばそのような心配や気回しは必要ありません。よりリラックスして過ごせるでしょう。

マンスリーマンションを活用するデメリット

デメリットとしては、通常の賃貸と比較すると家賃が高くなる可能性があります。マンスリーマンションは家電や家具が備え付けであり、初期費用が安いため、家賃は比較的高く設定しているところが多いです。そのため、出張が長期になればなるほど初期費用が抑えられた恩恵はなくなっていき、結果通常の賃貸の方が安かったということもあり得ます。

また、マンスリーマンションは内見ができないことが多く、部屋の中もマンションの周囲の状況も直接見に行くことが難しいことがあります。そのため、わからないことは積極的に管理会社に質問し、マンションの周辺の情報も調べておくことが大切です。

マンスリーマンションで生活する際に用意するべき物

マンスリーマンションはさまざまなものがすでに用意されていることが魅力ですが、用意したほうがよいものもあります。

マンスリーマンションに備え付けられている物

基本的な家具家電は備え付けられています。たとえばベッド、テーブル、ゴミ箱、カーテンといった必須となる家具は完備されているケースがほとんどです。また、家電に関しても、テレビや洗濯機、電子レンジ、炊飯器、冷蔵庫、エアコン、掃除機など、生活するうえで使うことの多いであろうものは最低限設置されています。

自分で用意しようと思うと大きな出費となってしまうものも多いので、これは嬉しいポイントですね。

マンスリーマンションにない物

一方で、マンスリーマンションには消耗品・小物類・自炊のための道具がそろっていないことが多々あります。たとえばトイレットペーパーやゴミ袋、歯磨き粉、シャンプーや石鹸、洗濯用洗剤などの日曜消耗品、そしてスリッパや洗濯ネット、筆記用具、爪切りや耳かきといった小物は基本的に自分で調達する必要があります。

また、料理をする方であれば、鍋やフライパンなどの調理器具をはじめ、塩・こしょう、しょうゆなどの調味料、そして食器類など、自分で用意しなければなりません。これらは自身の生活のクオリティをどれだけ上げたいかを、出張期間と合わせて考えるようにしてください。

箸・コップ・皿などは簡単に使い捨てのものが手に入りますが、長期間毎日使い捨てを使っていると気がめいってくるかもしれません。物によっては100円均一のお店でも買えますから、現地で調達するのもよいでしょう。

マンスリーマンションを借りる際の注意点

マンスリーマンションを借りる際の注意点は3点あります。

急遽部屋を解約すると違約金が発生する場合がある

長期出張が突然変更になり、まだ契約期間が残っているのに部屋を出る際には、違約金を支払わなければならない場合があります。仮に違約金がかからなくても、家賃を一括前払いしていたら基本的には返還されませんのでこちらも注意が必要です。

簡単に人を泊められない

マンスリーマンションは利用する人数を厳密に契約し、光熱費やクリーニング費の追加費用を徴収しています。そのため、たとえ家族であっても親しい友人であっても、部屋に泊めたい場合は管理会社に連絡を取っておく必要があります。連絡なしに泊めてしまうと契約違反になることがあるので注意しましょう。

延泊できない場合がある

長期出張が突然短くなった場合は説明しましたが、逆に長くなることもあるでしょう。その際にはなるべく早く管理会社に連絡を入れてください。次の利用者が決まってしまう可能性があるからです。次の契約が決まっていると延泊できませんから、早く連絡をして部屋を押さえてもらうようにしましょう。

 

マンスリーマンションは短期であれば1週間、長ければ1年プランも存在します。自分の生活スタイル、性格、そして食費など住居以外にもかかる費用を勘案して決めるようにしましょう。マンスリーマンションのよいところは家具家電付きで初期費用が安い点です。その分、家賃自体は少々高めになっていますから、自分の出張の期間とも相談して、自分に合った選択をしてください。

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