東広島市ってどんなところ?魅力や住みやすさを紹介!
広島市の東側に位置する東広島市は、ショッピングセンターや商業施設、教育機関など住みやすい町として人気があります。それでいて自然と利便性のバランスがよく、人口は少なすぎず多すぎないので、幅広い年齢層が安心して住めるのが特徴です。
今回は、東広島市の魅力や住みやすさをまとめてみました。どんな町か気になっている方は必見です。
幅広い年齢層が住みやすいと感じる
東広島市は、広島県のほぼ中心に位置しています。大部分を盆地状の形状が占めているため、比較的平坦地に恵まれており、四季をとおして寒暖差が少ないのが特徴です。
また、自然と利便性のバランスがよいので若者からお年寄りまで幅広い年齢層が住みやすく、魅力を感じやすいでしょう。
交通利便性が高い
東広島市の主要交通網は、JR・新幹線・高速自動車道・飛行機の3つになります。
2015年3月に、呉市をつなぐ「呉自動車道」が開通してから、山陽自動車道・広島呉道路とともにトライアングルネットワークを形成しており、山陽自動車道だけでも4つのICを兼ね備えているのが特徴です。
そのため、県内外はもちろんのこと、海外へも簡単にアクセスすることができます。
自然が多い
広島市のベッドタウンとして栄えていながらも、豊かな自然に恵まれているので、市内には公園やアウトドアスポットがたくさんあります。なかでも有名なのが、憩いの森公園・深山狭・龍王島自然体験村・福富パークゴルフ場です。
東広島市を一望できる龍王山のふもとにある「憩いの森公園」は、子どもが楽しめる遊具や散策の森などがあります。春になると一面美しい桜が咲き誇り、花見をしに訪れる方も少なくありません。
深山狭は、新緑・紅葉・奇岩が堪能できるスポットです。「夫婦岩」とも呼ばれており、瀬山陽が「安芸の耶馬溪」と絶賛したことでも知られています。
龍王島自然体験村は、目の前に広大な海が広がる、周囲1.6キロメートルの無人島です。キャンプ場やバーベキュー広場など、さまざまな体験ができ「自然体験ゾーン」では散歩道で島の散策もできます。
福富パークゴルフ場は、文字どおりパークゴルフができる場所です。県内で唯一、公益社団法人日本パークゴルフ協会の認定コースを受けており、クラブ1本とボールさえあれば誰でも簡単にプレイできます。
治安がよい
自然と利便性に恵まれた東広島市ですが、住むにあたって気になるのが治安です。町によって多少特徴は異なるものの、治安は決して悪くありません。周辺には教育機関も多く、近くには警察署もあるので、困ったときはすぐに駆けつけられます。
日中も、子連れや学生が多く行き来しているので安心です。大通りを外れると街灯が減るため、夜のひとり歩きは注意が必要ですが、極端に気にする必要はありません。それでも、防犯対策はしっかり行っておきましょう。
子育て支援が多くファミリー層に人気
東広島市は、自然と利便性が高く自然も多いので、幅広い年齢層が安心して住めるでしょう。とくに、子育て世代にとってうれしい手厚いサービスもたくさんあります。
ここでは、主な子育て支援について紹介します。
子育て支援施設
幼稚園や保育所、認定こども園など、保育の必要な子どもを対象とした事業を展開しており、なかでも保育所は公立私立合わせて40施設も設置されています。
そのほかにも、子どもが病気をしたときにサポートしてくれる病児保育や子育て中のママさんを応援する支援センター、両親が共働きなど、放課後に家庭で保護者と過ごせない小学生を対象にした児童クラブも利用可能です。
小児科だけでも39の医療機関があるため「子どものための町」といっても過言ではないでしょう。
すくのび
東広島市の子育てを支援する情報WEBサイト「すくのび」では、市の子育てガイドをはじめ、保育所の施設検索や経路案内などを掲載しています。
子育てに関することを一元的に集約しているので、行政サービスや相談窓口も探しやすく、スマホ対応でいつでもどこでもチェックしやすいでしょう。
出産・育児サポート
妊娠から出産・育児まで、切れ目なく支援してくれるサービスです。保健師・助産師が対応してくれるので、はじめての妊娠や子育てで不安がある方でも安心して相談できます。
また、より身近な場所で相談できるように、市内に12か所設けているのも特徴です。
産前・産後
ママヘルパーが各家庭へ訪問し、相談・家事・育児のお手伝いやアドバイスを行います。産後ケアとして、生後1年未満の母子を対象に(日帰り型・宿泊型・訪問型)の事業も展開しているので、産後うつの心配や育児に不安を抱えている方でも安心です。
お母さんの心身をケアし、授乳の相談や家事・育児の援助が受けられない方のサポートなど、自信を持って赤ちゃんと生活できるように支援してくれるのもうれしいでしょう。
地域別に特徴が異なる
同じ東広島市でも、地域によって特徴がまったく異なります。より魅力や住みやすさを知るためにも、それぞれの地域の特徴を紹介しましょう。
東広島市には、9つの町が存在します。
西条町
西条町は、銘醸地として有名です。古くから酒造りの歴史があるこの町は、ショッピングセンターや商業施設が多く、中心地として栄えています。広島大学や最先端の研究機関が多いのも特徴でしょう。
八本松町
八本松町は、さまざまな業種の向上が操業している大規模な工業団地です。広島市に隣接しているので交通の便もよく、国道486号沿いには量販店・飲食店も多く点在しています。
一方で、郊外は里山が多く、のほほんとした町並みが印象的です。
志和町
志和町は、ホタル祭りなど地域のイベントが多く開催されています。意外にも若手の移住者が多いため、新規就農者や学生の古民家シェアなど活気がある町といえます。
高屋町
高屋町は、市内最大規模の団地があるベッドタウンとして栄えています。周辺は教育機関が充実しているので、日中は学生の行き来も多く、白市地区には旧家が建ち並んでいるのが特徴です。
黒瀬町
黒瀬町は、ひろしまの魅力ある建物「100セレクション」に選ばれた美術館(入場無料)がある町です。福祉に関連した地域連携が行われているので、周辺には健康・医療・福祉系総合大学も多く立地しています。窯元やブランド牛、酒造会社も有名です。
福富町
のどかな里山が広がる福富町は、個性的なスポットが多いのが特徴です。県内最大級の大型遊具がある道の駅や牧場や木工家具店など、この町でしか楽しめないスポットがたくさんあります。また、農業が盛んなことでも有名です。
豊栄町
豊栄町は「へその町」として知られています。広島県の中心に位置していることで名付けられたこの名称は、豊かな自然や観光スポットが多く、ジビエの供給として力を入れているのが特徴です。
河内町
河内町は、山間を流れる川と山に囲まれた、壮観な自然が印象的な町です。中心地のようにショッピングセンターや商業施設は少ないものの、広島空港に近い入野地区では宅地や流通団地が開発されています。また、国の重要文化財である竹林寺本堂もあります。
安芸津町
安芸津町は、東広島市で唯一海に面している町です。自然と海を同時に満喫できる温暖な気候なので、農業・水産業などの一次産業や柑橘・じゃがいもといった名産品も多数存在します。
全国的に有名な牡蠣も、安芸津町で多く収穫されており「おいしいものが多い町」としても有名でしょう。
まとめ
東広島市の魅力や住みやすさについて紹介しました。広島市のベッドタウンとして栄えている東広島市は、他県からの移住者が多く、自然と利便性のバランスがよい魅力的な町です。
そのため、若者からお年寄りまで幅広い世代が住んでおり、現在もなお人口が増え続けています。また交通網も充実しているので、県内外はもちろんのこと、海外へのアクセスも容易です。治安もよいことから、これから住む方にも安心感を与えてくれるでしょう。
子育て世代にうれしいサービスも充実しています。