マンスリーマンションの光熱費!請求方法や金額はどうなる?
長期出張などによって、マンスリーマンションに住むケースは少なくありません。住む期間が決まっている場合、契約期間に定めのないマンスリーマンションはお得に利用できるとても便利なものです。ただ、光熱費の金額や請求方法の仕組みが分からず不安な人もいるのではないでしょうか?マンスリーマンションの光熱費について解説します。
マンスリーマンションの光熱費のシステム
マンスリーマンションは短い期間利用する際に最適な物件です。家具や家電が設置されているものも多く、引越しが容易だという特徴があります。通常の賃貸物件とマンスリーマンションでは異なる点が数多く存在しますが、光熱費のシステムはどうなっているのでしょうか。
実は、マンスリーマンションの場合光熱費があらかじめ家賃に含まれているのです。電気やガス、水道の利用開始の手続きをする必要もありません。自分にとって必要な荷物があれば、引越ししてすぐに快適な暮らしを始められます。1日当たりの光熱費の料金が決まっていて、利用した日数分を掛け算して支払うという請求方法もあります。
そのほか家賃に含まれているもの
マンスリーマンションを利用する場合、敷金・礼金・仲介手数料といった通常賃貸物件に支払うお金も不要なケースが多いのです。初期費用を安く抑えられるのでありがたい限りでしょう。管理費なども1日の料金を定め、利用する日数分家賃として請求されます。中にはインターネット代が家賃として含まれている物件も。とくにこだわりがない場合、利用しておくと滞在中の費用を節約できることにつながります。
家賃の合計相場は?
マンスリーマンションの場所によって異なりますが、単身用の部屋に1か月滞在したとしておよそ10万円前後になります。東京など主要都市はより高く、地方でも利便性の高い場所だと家賃は高い傾向があります。賃貸物件に比べやや高いものの、光熱費や必要経費が含まれていたり、住む期間が自由に設定できたりすることを考えるとお得な面が多いでしょう。また、マンスリーマンションではなくビジネスホテルに滞在すればよいと考えるかもしれませんが、1泊5,000円の格安ホテルでも1か月住むと15万円です。数か月など短期間住む場所を探しているのであれば、マンスリーメンションにはメリットが多いのです。
光熱費の支払い方法と追加料金が発生するケース
マンスリーマンションの光熱費の支払い方法は、前払いが多くなっています。入居する際に滞在する日数を聞かれ、それに応じて光熱費を計算し前もって払っておくのです。賃貸物件の家賃も翌月分を前払いするため、この感覚は同じと考えてよいでしょう。支払方法は利用するマンションによって異なりますが、基本的には現金払いや銀行振り込み、クレジットカード決済、コンビニ決済などになります。
使い過ぎに注意
マンスリーマンションは家賃の中に光熱費が含まれています。しかし、だからといって水を出しっぱなし、電気をつけっぱなしのように好き勝手使ってよい訳ではありません。限度が決められている場合があるからです。限度を超えて利用した場合は追加料金が発生し、滞在費用がかさんでしまう恐れがあるので気をつけましょう。常識の範囲内で利用しておくことをおすすめします。どの程度で追加料金を請求されるか気になる場合、管理会社にあらかじめ確認しておいてください。
光熱費より重要なチェック項目とは
光熱費以外にもチェックすべきポイントがあります。まず、マンション利用時のクリーニング費用です。入居または退去する際に支払いを求められることがあり、その料金も決まっているので事前に確認しておきましょう。タバコを吸う、壁紙を過度に汚すまたは剥がすなど汚れや状態がひどい場合、追加料金が発生する可能性も。きれいに利用して清掃料金を節約してください。
別途オプションでつけられる家具・家電
マンスリーマンションでは、生活に必要な家具は揃っています。ただ、衛生面を重視して別の寝具にしてほしい、備え付け以外でどうしても使いたい家電がある場合、別料金を支払うことで対応してもらえるケースもあります。
また、追加料金がかかる際も一括支払いまたは日払いなどさまざまなケースに分けられます。自分の寝具や家具、家電の持ち込みが許可されているマンスリーマンションも。光熱費やインターネット利用料を安く抑えられても、別の追加料金によって割高になってしまっては意味がありません。レンタル代などが家賃に含まれているかいないかで利用料金に差が生まれるため、事前に説明をよく聞き不安点や疑問点があれば質問しておきましょう。
マンスリーマンションの光熱費について説明しました。光熱費は日割り計算で家賃に含まれており、事前に支払うパターンが一般的です。また、そのほかにかかる費用によって費用が高くなってしまうケースもあるので、利用の際は細かく家賃に含まれているものや内訳を確認し、賢く利用しましょう。