マンスリーマンションにもタイプがある?用途に合わせて選ぼう!
全国にたくさん存在するマンスリーマンションですが、実はいくつかのタイプがあります。普段から出張や単身赴任でマンスリーマンションをよく利用する方でも、「すべてを網羅している」という方は少ないでしょう。この記事では、マンスリーマンションにはどんなタイプがあるのか?そして、用途に合わせた選び方について、詳しく解説します。
マンスリーマンションの種類
まず、マンスリーマンションには以下4つの種類があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
空室を活用するタイプ
一般的な賃貸マンションの空室を、マンスリーマンションとして貸し出すタイプがこちらです。そのため、長期で賃貸契約を結んで暮らしている方や、他にもマンスリー契約で暮らしている方など、さまざまな契約スタイルの住民が混在しています。注意点としては、もともと賃貸マンションのため家具家電が揃っていなかったり、あっても不充分だったりするケースが多い点が挙げられます。入居契約する前に「自分でどれぐらいの家具家電を用意する必要があるのか?」をしっかり確認しておきましょう。
分譲マンションタイプ
分譲マンション、つまり販売用のマンションの空室を、マンスリーマンションとして貸し出すタイプです。注意点としては賃貸マンション同様「家具家電が揃っていないケースが多い」という点が挙げられます。しかし、分譲マンションですから好立地な物件が多く、部屋の内装や建物の外観も豪華です。なお、分譲マンションタイプはマンスリーマンションの中でも高級物件となるため、賃料がやや高いケースが多くなっています。
専業タイプ
文字通り、「マンスリーマンションとして経営すること」を目的に建てられたマンションです。マンスリーマンションであることを前提としているため、生活に必要な家具家電はバッチリ揃っています。そのため、身一つで入居が可能です。旅行や出張も含め、手荷物を少なくしてマンスリーマンションを利用したい方にピッタリです。
ホテルタイプ
ビジネスホテルとマンスリーマンションとのよさ、両方を兼ねているのが特徴です。食事の提供やランドリーサービスなど、ホテルには付き物のサービスがあります。また、コンシェルジュが常駐している物件もあるため、本当にホテルに滞在しているような気持ちになれます。なお、料金はやや高めなので、短期滞在で自炊をしない方におすすめです。そして、ホテルタイプといってもベッドメイキングのサービスはないため、注意が必要です。
マンスリーマンションの選び方
マンスリーマンションにも複数のタイプがあるとわかってきたところで、今度はどうやって滞在するマンションを選べばよいのか見ていきましょう。
利便性または立地条件
生活の拠点となるため、利便性や立地条件は極めて重要です。駅やスーパーなどへのアクセスは良好か?出張なら職場に近いか?などを入居する前に、Googlemapなどでしっかり確認しておきましょう。
利用する目的
マンスリーマンションを利用する目的は、人によって違います。「単身赴任や短期出張のため」「家の建て替えやリフォーム工事のための仮住まい」「大学受験のため」などさまざまなので、利用する目的や期間に合わせて部屋の広さ・設備などを選ぶとよいでしょう。
予算に合わせて
マンスリーマンションの利用料は、基本的に一括で前払いとなります。そのため、いくら条件のよい物件を見つけても、自分が用意できる予算の範囲内でなければ契約は厳しいでしょう。そのため、1週間にしろ1か月にしろ、「その料金を一括で支払えるのか?」がマンスリーマンションを利用する際の最大の課題といえます。
室内清掃などのオプションがつけられるケースも!
マンスリーマンションの中には、室内清掃などのオプションが付けられるケースもあります。どんなサービスなのか、具体的に見てみましょう。
電話1本で予約が可能
室内清掃は、電話一本で予約が可能です。また、利用しているマンスリーマンションと提携した清掃会社がある場合は、料金が割引されるなどお得に利用できるケースも多く便利です。
衣類を届けるサービスも!
その他、クリーニング会社と提携しているマンスリーマンションなら、割引価格でクリーニングをしてもらえるケースも!
その他、住んでいる部屋に衣類を届けてもらえるサービスもあるため、忙しいビジネスパーソンにおすすめです。
マンスリーマンションのタイプや、用途に合わせた選び方を解説しました。その他、単身者だけでなく家族で利用できるファミリータイプなど、マンスリーマンションにはさまざまなタイプがあります。また、マンスリーマンションはホテル業として長期宿泊で運営されている物件と、不動産賃貸業として運営されている物件が混在しているため、利用者が見分けることは極めて困難です。まずは利便性や、居心地のよさを重視しましょう。